虚構の劇団「グローブジャングル」

 
虚構の劇団「グローブ・ジャングル」表
 

虚構の劇団「グローブ・ジャングル」表

 
虚構の劇団「グローブ・ジャングル」裏
 

虚構の劇団「グローブ・ジャングル」裏

2008/5/24 14:00~ @グリーンシアター を観劇

会場には主宰の鴻上尚史がウロウロ。

お話。「オタク」キモイ発言で自身のブログを炎上させられてしまった七海は、
個人情報もさらされ、国外逃亡&炎上のきっかけをつくった犯人を探しに、ロンドンへ。
ロンドン在住の犯人・沢村は、劇団解散の苦悩を抱えながらも、再起を望む劇作家。
日本語学校での上演機会を与えられ、役者には、何も知らない七海の参加も決まって、
あの二人はどーすんのーという状況を、劇中劇で回収。

中盤から出てくる「死にたい人にしか見えないゴースト」という設定は、非常に鴻上っぽい。
なぁ。なんて。

誰でもたやすく、加害者・被害者になりうる時代。
ログは、どこまでも残り続け、過去に縛られるしまつ。
そんな時代をどう生きるんだ?な、内容を、当事者世代の若い役者が熱演。

感想
炎上事件は、事実を下敷きに。Blog。Skype。FaceBook。などなど。
おじさん、若者カルチャーも取材しているんだぞ感が、あざとくうつる。
劇中劇の桃太郎Remixも、一時Web上で流行った「匂いをかがれる かぐや姫 ~日本昔話 Remix~ 」からのインスパイアかなと深読み。
現実は、もっと深いところまで来ていることを知ってしまっている身では、なんだか表面だけをなぞられている感じでもどかしい。

それでも、若い役者の一生懸命な演技や、大音量の「チャットモンチー」「木村カエラ」でのダンスに、
それはそれで、悪くないかもー。な感情に。

鴻上尚史の演出って、「静かな演劇」以降は、古くて、痛々しくて、恥ずかしいものと思っていたけど。
迷いもなく、演じ切る役者がいれば、それはそれで悪くないのだなと。
深みにはまりすぎないことも、エンターテイメントとして捉えれば、まぁ、納得のいくものです。

今後、この劇団は、どのように成長するのか気になります。

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