松尾スズキ「老人賭博」

文学界 2009年 08月号

映画の撮影現場で主演老優の一挙手一投足を賭けの対象にする共演者たち―― 話題作「クワイエットルームにようこそ」から四年、現代演劇の鬼才が、人間の悪意と尊厳をユーモアとアイロニーに包んで描ききる問題作

感想

大人計画の舞台を、ノベライズした感じ。小説というフォーマットならではの表現・物語ではなくて残念。「クワイエットルームにようこそ」では、オーバードーズで混濁した主観とか。もっというと2001年のラジオドラマ「祈りきれない夜の歌」の、声の出せない障害者の主観とか、そーいうのを期待してしまっていたので残念。舞台は、舞台で面白いですけどね。

※ 2001年のラジオドラマ「祈りきれない夜の歌」の音声がアップされていました。インターネットってすごい。

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