シベリア少女鉄道スピリッツ『もう一度、この手に』
Monday, January 17th, 20112011/1/16 14時~ @王子小劇場 を観劇。
くだらない発想を巧みな構成で構築する、お気に入り劇団1年ぶりの新作。
舞台美術
舞台奥にひな壇が1段のみ
コントごとに、最小限の箱をイスや机にしながらのシンプルな舞台。
構成
過去発表短編1本に加え、新作短編コント8本のオムニバス。
葬儀後の遺産相続でもめる家族の会話が、「ごきげんよう」のさいころトークになったり、脱獄した殺人犯の話がなぜか「パネルクイズ アタック25」になったりと、シベリア少女鉄道お得意の見立てコントがつづく。
コントの中盤から、NHKプロフェッショナル風のナレーションが入り、
この役者は、病気の妹がいて気が気じゃない。この役者は、かつて歌手を目指していて小劇場には不満でアル中。実はニューハーフ、アンドロイドなど劇団員がそれぞれ問題をかかげながらコントが進行していることが知らされる。
その後は、コントが劇中劇になり、崩壊寸前の劇団が再生していくお話に。
感想
古株の役者さんも減り、ヨーロッパ企画や虚構の劇団からの客演など、
昔と形は変わってしまい寂しい限りですが、シベリア少女鉄道は、シベリア少女鉄道。客入れのアイドルソングも最新のもの(PANDA 1/2 中華街ウキウキ通り)にキャッチアップされていて、土屋さんは健在であるとニヤリ。スピリッツを感じれました。
短いコントの中でも、すごいスピードで話を構築する構成力はさすが。
最近活動が少なかっただけに、劇団の再生劇をやるのはベタだけどファンとしては泣けます。
もっとシベリア少女鉄道の芝居みたいっす。
