NODA MAP 『ザ・キャラクター』
Saturday, August 7th, 20102010/8/7 19時~ @東京芸術劇場中ホール を観劇
芸術監督に就任したホームでの上演。
舞台美術
「キャラクター」だけに、ひびのこづえの衣装には、役ごとに文字がかかれている。
舞台床に大きな紙。大きな筆を濡らして書いた文字が乾くと消えるのは、特殊素材だから?
構成
町の小さな書道教室。家元を中心にオウム真理教事件よろしく、サリン事件まで暴走していく様子と、
入信してしまった弟を取り戻す家族の会(宮沢りえ・銀粉蝶)の話を、ギリシア神話の世界観を交えながら。
感想
かなり直接的なオウム真理教事件批判。描かれる書道教室内でのやりとりは、サティアン内のやりとりを連想させる。家元=教祖役の古田新太は、すごみがあってとても怖い。役者として参加した芸人:藤井隆がかすむ。かすむ。
教団内部での非人道的な制裁を見せて、共犯者意識を植え付け、組織が悪い方向に固まっていく様は、恐ろしい。
ラスト。脱退させようとしていた弟が、サリン事件の加害者であることを知ったを宮沢りえの「悔しいーー。」という台詞が印象的。幼さへの警告・いらだちが強く描かれた作品。
