アンドロイド演劇『さようなら』
Thursday, November 11th, 20102010/11/11 14時~ @あうるスポット を観劇
平田オリザと大阪大学&ATR知能ロボティクス研究所:石黒浩研究室の注目公演。
舞台美術
イス2つ。アンドロイド「ジェミノイドF」の後ろには、発声用のスピーカー。
アンドロイドは、吹き込まれた音声にあわせて、口をパクパク。手を動かしたり、表情を変えたり。
照明の当て方しだいでは、本物の人間のよう。
構成
死の近いドイツの女の子が、寝室で、アンドロイドに今の自分の気持ちにあった詩を読んでもらうダイアローグ。
アンドロイドは、 谷川俊太郎やランボーを読み上げる。
感想
人形のような人間と、人間のような人形の対話劇。
人間の女の子が、片言なのが、アンドロイドの不気味さを消してていい感じ。
最後、眠ってしまった女の子を前に、死なないことを自覚したアンドロイドの独白「***君よりも、***ちゃんよりも、父よりも、母よりも遠くへ来てしまった。遠くへいってしまう私だけど、振り返られる素敵な思い出が欲しいわ」に震える。
上演時間20分の小作品だが、しっかり叙情的な未来を表現。
学術目的で利用するというアンケート項目が、アンドロイドは人間以上に美しかったか?みたいな質問ばかりで、博士の異常な愛情を感じました。
